明日のひこうき雲

不安に胸がしめつけられたり、会いたくてたまらなくなったり、キンちゃんの言動に一喜一憂して心がざわついたり。そしてなにより、キンちゃんにきらわれるのをこわがってる、あたしがいた。きらわれるくらいなら、最初から近寄らないようがまし。とまで思ってしまう。要は、傷つくのがこわいのだ。
— これって、恋?
だとすれば、恋って楽しいばかりじゃない。

MORE BOOKS

  1. リターンマッチ

    リターンマッチ

    起こしてしまった事故の責任のがれから、居心地のいい場所「ふぇにっくす丸」をとびだしてしまった信二。都合が悪くなったら、シラをきりとおすという…

    リターンマッチ
  2. いのちのパレード

    いのちのパレード

    それはとつぜんの告白だった。妊娠?赤ちゃん?何それ!うちら、まだ中学生だよ。野間児童文芸賞受賞作家が描く、いのち…

    いのちのパレード
  3. ディア・ファーザー

    ディア・ファーザー

    父を探す少女の、心の旅の物語。…

    ディア・ファーザー
  4. 明日につづくリズム

    明日につづくリズム

    ポルノグラフィティ因島凱旋ライブの感動から生まれた、ふたりの少女のみずみずしい成長物語。夢と現実にゆれる少女たちの背中をおしてくれたのは、ポ…

    明日につづくリズム
  5. 森と、母と、わたしの一週間

    森と、母と、わたしの一週間

    ――風によばれて、ここまで来たわたしが、わたしになれる場所毎日なんとなく息苦しいと感じるあなたへエールをおくる物語友達の…

    森と、母と、わたしの一週間
  6. 青春航路ふぇにっくす丸

    青春航路ふぇにっくす丸

    日本児童文学者協会賞 受賞作。…

    青春航路ふぇにっくす丸
  7. ぼくらの山の学校

    ぼくらの山の学校

    学校や家での居場所をなくしつつある壮太。ある日、ふとしたきっかけで「山村留学センター」を知り、13人のメンバーと共同生活をはじめることに。そ…

    ぼくらの山の学校
  8. とうさんは忍者

    とうさんは忍者

    突然、とうさんが会社へ行けなくなってしまった。父さんが病気。しかも「こ・こ・ろ」の病気。どうなるんだよ、とうさん。そして、ぼくた…

    とうさんは忍者
  9. ぼくたちはまだ出逢っていない

    ぼくたちはまだ出逢っていない

    居場所なんて、どこにあるんだろう?「漆」に導かれてめぐりあう陸と美雨。伝統技法「金継ぎ」に彩られた出逢いと修復の物語。イギリ…

    ぼくたちはまだ出逢っていない
  10. 海-ひとつの朝

    海-ひとつの朝

    今日から安子は四年生になる。その第一日目のけさから、安子はさっそく朝ねぼうしてしまった。あわただしく食事をすませて、学校にかけこむと、担…

    海-ひとつの朝
  11. オレたちの明日に向かって

    オレたちの明日に向かって

    なんでおれたち男子だけ、女子たちのこんな厳しい目にさらされなきゃならないんだろう。そんなの、おかしくね?さえない男子代表、花岡勇…

    オレたちの明日に向かって
  12. ミッドナイト・ステーション

    ミッドナイト・ステーション

    畑中家の4人は地方都市の郊外に家をもち、しあわせな生活を営んでいた。そこへ突然降ってわいたような父親、章二の転勤、そして東京への単身赴任。イ…

    ミッドナイト・ステーション
  13. はなまる日曜日

    はなまる日曜日

    バス釣りは、ミミズそっくりのワームや、ルアーという小魚に似せたにせもののえさで、魚をだまして釣る。だけどブラックバスは頭がいいから、そうそう…

    はなまる日曜日
  14. おたまじゃくしの降る町で

    おたまじゃくしの降る町で

    自転車を止め、山を見上げる。ハルは腕を思いっきり空に向かって伸ばして、夕暮れの山の清涼な空気を肺いっぱいに送りこんだ。生きている。そう感…

    おたまじゃくしの降る町で
  15. パパは誘拐犯

    パパは誘拐犯

    小学4年生のまり亜のパパはタイ生まれ。日本人のママとは国際結婚だ。春休み中のある日、学童クラブに珍しくパパが迎えに来た。これから、関西国際空…

    パパは誘拐犯
  16. 海で見つけたこと

    海で見つけたこと

    5年生の夏休み、なつきと弟のよしひろは、ばあちゃんの住む、日本海沿いの小さな町で過ごすことになった。小さいころに一度会っただけのばあちゃ…

    海で見つけたこと
PAGE TOP