今回ランビルの森で、そんなかれらと植物たちのたくましくも魅力的な営みの一端にふれたことで、わたしの世界はぐーんと楽しく豊かになりました。おかげで道端の花や虫にも話しかけてしまう、すっかり変なおばさんになってしまいましたが、生物がこんなにおもしろいなら、学生時代にもっと勉強しとけばよかった!でもその時にはきっと、もっと別 の興味のあることや楽しいことでいっぱいだったんでしょうね。
-あとがきより-

ぼくらの山の学校
学校や家での居場所をなくしつつある壮太。ある日、ふとしたきっかけで「山村留学センター」を知り、13人のメンバーと共同生活をはじめることに。そ…