いのちは、3億分の1のミラクル——。
ただ生んでもらったんじゃない。だれもが、自分の力をつかって生まれてきたんだ。
姉・桐子の妊娠を通して、小5の乙葉が感じた“真実”が胸をうつ、ふたりの姉妹の物語。
わたしの、好きな人
肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた--。少女が心をよせたのは、…
いのちは、3億分の1のミラクル——。
ただ生んでもらったんじゃない。だれもが、自分の力をつかって生まれてきたんだ。
姉・桐子の妊娠を通して、小5の乙葉が感じた“真実”が胸をうつ、ふたりの姉妹の物語。