「こわくないよ。出ておいで」ー
こわがりの保護犬が育んだ、 みほと仲間たちの友情
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自転車を止め、山を見上げる。ハルは腕を思いっきり空に向かって伸ばして、夕暮れの山の清涼な空気を肺いっぱいに送りこんだ。生きている。そう感…
今回ランビルの森で、そんなかれらと植物たちのたくましくも魅力的な営みの一端にふれたことで、わたしの世界はぐーんと楽しく豊かになりました。おか…
畑中家の4人は地方都市の郊外に家をもち、しあわせな生活を営んでいた。そこへ突然降ってわいたような父親、章二の転勤、そして東京への単身赴任。イ…
もし、おとうさんの仕事の都合でよその国でくらすことになったら、あなたならどうする?シンタみたいに喜ぶ?それともみかねえのようにハンスト?…
倉敷中央病院のボランティアグループ「グリーンはぁと」が作り出す小さなベビー服。それは亡くなった赤ちゃんを包み込む…
入学式。壇上に飾られたカサブランカの蕾がこすれるような音をたてて突然開いた。その瞬間を確かに目撃したという壮太。「わたしも!」風花は思わず身…
父を探す少女の、心の旅の物語。…
――風によばれて、ここまで来たわたしが、わたしになれる場所毎日なんとなく息苦しいと感じるあなたへエールをおくる物語友達の…
肩車からながめた夕焼け空。夜の駐車場で見つめた月。わたしのそばには、いつもあなたがいてくれた--。少女が心をよせたのは、…
「あの機械の中はああなっとるな、こっちはどうなんじゃろ思うたら、それを作った人まで見える気がする」めずらしくまとまりのある言葉をしゃべる…
不安に胸がしめつけられたり、会いたくてたまらなくなったり、キンちゃんの言動に一喜一憂して心がざわついたり。そしてなにより、キンちゃんにきらわ…
学校や家での居場所をなくしつつある壮太。ある日、ふとしたきっかけで「山村留学センター」を知り、13人のメンバーと共同生活をはじめることに。そ…
ポルノグラフィティ因島凱旋ライブの感動から生まれた、ふたりの少女のみずみずしい成長物語。夢と現実にゆれる少女たちの背中をおしてくれたのは、ポ…
瀬戸内海に浮かぶ因島。千波は、造船所で働く父親、明るく世話好きな母親、血のつながらない弟・大地と暮らす中学三年生。親友の恵と一緒に、同じ島出…
日本児童文学者協会賞 受賞作。…
今日から安子は四年生になる。その第一日目のけさから、安子はさっそく朝ねぼうしてしまった。あわただしく食事をすませて、学校にかけこむと、担…