ココロの花

入学式。壇上に飾られたカサブランカの蕾がこすれるような音をたてて突然開いた。その瞬間を確かに目撃したという壮太。「わたしも!」風花は思わず身を乗り出した。これって運命的? 華道部の風花とサッカー部の壮太。静と動――部活も性格も正反対にみえる二人。対外試合当日、壮太は応援席に風花の姿を見つけた。

MORE BOOKS

  1. 青春航路ふぇにっくす丸

    青春航路ふぇにっくす丸

    日本児童文学者協会賞 受賞作。…

    青春航路ふぇにっくす丸
  2. ちいさなちいさなベビー服

    ちいさなちいさなベビー服

    倉敷中央病院のボランティアグループ「グリーンはぁと」が作り出す小さなベビー服。それは亡くなった赤ちゃんを包み込む…

    ちいさなちいさなベビー服
  3. とうさんは忍者

    とうさんは忍者

    突然、とうさんが会社へ行けなくなってしまった。父さんが病気。しかも「こ・こ・ろ」の病気。どうなるんだよ、とうさん。そして、ぼくた…

    とうさんは忍者
  4. 海-ひとつの朝

    海-ひとつの朝

    今日から安子は四年生になる。その第一日目のけさから、安子はさっそく朝ねぼうしてしまった。あわただしく食事をすませて、学校にかけこむと、担…

    海-ひとつの朝
  5. いのちのパレード

    いのちのパレード

    それはとつぜんの告白だった。妊娠?赤ちゃん?何それ!うちら、まだ中学生だよ。野間児童文芸賞受賞作家が描く、いのち…

    いのちのパレード
  6. 団地のコトリ

    団地のコトリ

    誰も知らない、あの子のこと…バレーボールに熱中する14歳の少女と、団地の一室で息をひそめるように暮らす女の子との出会いを描く感動作!…

    団地のコトリ
  7. オレたちの明日に向かって

    オレたちの明日に向かって

    なんでおれたち男子だけ、女子たちのこんな厳しい目にさらされなきゃならないんだろう。そんなの、おかしくね?さえない男子代表、花岡勇…

    オレたちの明日に向かって
  8. ココロの花

    ココロの花

    入学式。壇上に飾られたカサブランカの蕾がこすれるような音をたてて突然開いた。その瞬間を確かに目撃したという壮太。「わたしも!」風花は思わず身…

    ココロの花
  9. 空へのぼる

    空へのぼる

    いのちは、3億分の1のミラクル——。ただ生んでもらったんじゃない。だれもが、自分の力をつかって生まれてきたんだ。姉・桐子の妊娠を通し…

    空へのぼる
  10. ぼくらの山の学校

    ぼくらの山の学校

    学校や家での居場所をなくしつつある壮太。ある日、ふとしたきっかけで「山村留学センター」を知り、13人のメンバーと共同生活をはじめることに。そ…

    ぼくらの山の学校
  11. ぼくたちはまだ出逢っていない

    ぼくたちはまだ出逢っていない

    居場所なんて、どこにあるんだろう?「漆」に導かれてめぐりあう陸と美雨。伝統技法「金継ぎ」に彩られた出逢いと修復の物語。イギリ…

    ぼくたちはまだ出逢っていない
  12. 海で見つけたこと

    海で見つけたこと

    5年生の夏休み、なつきと弟のよしひろは、ばあちゃんの住む、日本海沿いの小さな町で過ごすことになった。小さいころに一度会っただけのばあちゃ…

    海で見つけたこと
  13. 明日につづくリズム(文庫)

    明日につづくリズム(文庫)

    瀬戸内海に浮かぶ因島。千波は、造船所で働く父親、明るく世話好きな母親、血のつながらない弟・大地と暮らす中学三年生。親友の恵と一緒に、同じ島出…

    明日につづくリズム(文庫)
  14. 明日につづくリズム

    明日につづくリズム

    ポルノグラフィティ因島凱旋ライブの感動から生まれた、ふたりの少女のみずみずしい成長物語。夢と現実にゆれる少女たちの背中をおしてくれたのは、ポ…

    明日につづくリズム
  15. 飛べゴンザ、あの空を

    飛べゴンザ、あの空を

    進水式のたびに華やかに大空を舞うハト。ゴンザは、しげるの家で飼育しているそんなハトの一羽だ。造船所の経営がゆきずまって、あさっては、いよいよ…

    飛べゴンザ、あの空を
  16. シンタのあめりか物語

    シンタのあめりか物語

    もし、おとうさんの仕事の都合でよその国でくらすことになったら、あなたならどうする?シンタみたいに喜ぶ?それともみかねえのようにハンスト?…

    シンタのあめりか物語
PAGE TOP